ユベントスVSパレルモ
セリエA第三十七週
勝利2-1
今日のユベントスは冷静で、パレルモを寄せつけなかった。
前半1分にはEmersonが相手MFにボールを取られるし、18分にはIbrahimovicがボールキープに失敗する。パレルモは厳しいディフェンスでユベントスに挑んできた。
しかし、ユベントスにはNedvedがいる。縦横無尽にパスをだし、ドリブルの勢いを生かした強烈なミドルシュートを放つNedvedにパレルモのMF、DFはまったくおいつけなかった。二列目の選手をこれだけ自由にしては勝負にならない。
前半のユベントスの得点は、つないでつないで取った、粘り勝ちの点だった。Emersonの山なりのパスをだす。Ibrahimovicがダイレクトで触る。Trezeguetが落とす。Camoranesiが取り、DFをかわすためサイドにもちだしてから、センタリング。パレルモの選手が触って落とす。こぼれたボールをNedvedが左足でたたきこんだ。
ユベントスの二点目は、後半6分。Camoranesiが後方から、リズムを変える早いタイミングのカウンターのパスに、Ibrahimovicが反応。GKと一対一の状況になる。ここで、Ibrahimovicはキーパーの股間を抜けるコースにシュートを蹴る。狙い通りのコースをボールが走り、ネットが揺れた。Ibrahimovicファンとしては、うれしいというより安心したという思いが強い。
パレルモは後半17分に一点を返すが、勝負をひっくり返すような気配はまるでなかった。
Capello6、Buffon6.5、Zambrotta6、Balzaretti6、Cannavaro6.5、Kovac6.5、Emerson6.5、Vieira6、Camoranesi6.5、Nedved7.5、Ibrahimovic7、Trezeguet6.5