シエナVSユベントス
セリエA第三十六週
勝利3-0
雨で湿ったピッチが、ユベントスの速攻を後押ししてくれた。ユベントスが帰ってきた。
攻撃あるのみ、ユベントスに迷いはなかった。前半3分、左サイドのCKを、VieiraがシエナのDFの前に飛び出し、ヘディング。前のラツィオ戦と同じ絶妙なタイミングだった。そして今回はこれが決まる。待ちに待った早い時間帯での先取点。
6分にはNedvedがドリブルで持ち込んでから、Del Pieroにパス。彼がくさびになり、Trezeguetの前にボールが転がる。これを振り抜き二点目。さらに8分にはDel Pieroが、ゴール正面にいたVieiraにパス。シュートを打てるタイミングだったがVieiraは、無理をせず右サイドにパスを出す。シエナのDFはVieiraに二人付いていた。右サイドのMutuはノーマーク、これを危なげなく決める。
残りの82分間、ユベントスは常に、シエナの攻撃の起点をつぶし続けることに徹する。相手陣営のペナルティエリア付近でも、容赦のないタックルをお見舞いする。無失点で追われたこともよかった。
Capello6.5、Buffon7、Zambrotta6、Balzaretti6、Cannavaro6、Kovac6.5、Emerson6.5、Vieira7,Mutu6.5、Nedved6.5,Del Piero6.5、Trezeguet6.5