ユベントスVSリボルノ
セリエA第十一週
勝利3-0。
リボルノは勝負へのこだわりが薄かった。絶対に攻めるという気迫も、必ず守るという覚悟もない。これではユベントスの敵にはなれない。
案の定、リボルノのパフォーマンスが落ちた後半は、ユベントスの得点ラッシュになった。
前半からいつもの的確なプレーで、危険をことごとく摘み取っていたThuramが前線出張、Ibrahimovicに見事なボールを渡し、一点目。二点目はZambrottaからTrezeguet。途中交替のDel Pieroがドリブルでもちこみ三点目。
Mutuに替わって後半投入されたCamoranesiが、リボルノのFWルカレッリと衝突するシーンがあった。筆者はCamoranesiを支持する。ルカレッリはCamoranesiの髪の毛を、故意に強引に引っ張るという悪質ないやがらせを行った。別にゴール前ではない。ファールの許されるタイミングでは全然ない。Camoranesiは怒り、ルカレッリにボールを蹴りこむ。クリーンヒットしなかったボールがワン・ツーでルカレッリに戻される。この瞬間にCamoranesiが再度のアタック。ルカレッリは足首をスパイクで削られる。サッカーはテニスではない。ボールを使った格闘技だ。必要があれば手をだすことも必要だ。Camoranesiの強さは筆者には魅力だ。
Capello6.5、Abbiati6、Thuram7、Zambrotta7、Cannavaro7、Chiellini6.5、Emerson7、Vieira6.5、Nedved6、Mutu5.5、Trezeguet7、Ibrahimovic7