パルマVSユベントス
セリエA第5週
勝利1-2。
CamoranesiはCamoranesiになった。ダービッツのようなMFでもない、ガットゥーゾのようなMFでもない。Camoranesiとしか表現できない、自分だけのスタイルをもつ偉大な選手、それが今のCamoranesiだ。Camoranesiは、倒れない、見逃さない、挫けない、遅れない、そして何より外さない。前半、パルマのコンビネーションに苦しめられていたユベントスを救ったロングシュート。ゴールを狙える決定的なパスを、Trezeguetに、後半12分、18分と二回供給。後半34分にはIbrahimovicのヘッドめがけてドンぴしゃのボールを上げる。同39分にはIbrahimovicからのボールをヘディングでたたきゴールに肉薄。一流選手三人分の働きを一人でやってのけた。
ユベントスの失点は、パルマのMFグレッラに精度の高いパスをFWコッラーディに送られてしまったことによる。厳しくいかなかったPessotto、Giannicheddaのミス。
ユベントスの二点目は、Ibrahimovicがスペースに上げたボールを、走り込んできたVieiraが頭で合わせての得点。DF二人の壁を見事砕いたIbrahimovic、技あり。